待望の雨。灼熱地獄。

雨乞いのお陰?!で火曜日にガッツリと雨が降ってくれました‼

雨だけでなく強風も吹き荒れる という予報だったので前日に対策を。

今の時期、新梢(新しく伸びだした枝)が上に伸びてきている大事なところ

強風で根元からポキっと折れてしまうと… 僕の心もポキっと折れてしまいます…。

ですのでしっかりと竹で枝を支え、棚にもつけて あとは祈るのみ。

当日は強風はほとんどなくしっかりとした雨だけが一日降り続くという最高の天候。

本当によかったです。

が、しかし…

その日以降、気温はぐんぐん上がり30℃を超える猛暑日が。

なんちゅう暑さですか…

無理です… この暑さの中の作業は無理です…

心が完全に折れています…

そして、あのまとまった雨のお陰で潤った畑の面影はもう一切なくなり

完全に砂漠化しています。

本当に毎年毎年、日本の天候はぐっちゃぐちゃですね…。


畑の様子。

梨畑では実を一つにする「摘果作業」が毎日毎日続く日々です。

ですので、今回は梨畑から少し離れて他の畑を紹介します。

先月植えたじゃがいもはぐんぐんと成長して花を咲かせました。

人参も元気よく育ってます。

ナスとトマトはまだ定植して間もないですが今のところ元気です。

そら豆は本日初収穫‼︎

すぐに茹でて美味しくいただきましたよ。

ただ、雨がまったく降らないわけで…

これは梨畑にとっても深刻な問題です…

今週はちゃんと降ってくれるのでしょうか…

きっとこの子も雨を待っているはず


チョキチョキ選択。

この時期はチョキチョキとハサミをひたすら動かす日々です。

上を向いて身体の向きをちょこまか動かしてひたすらチョキチョキです。

梨の花は一つの蕾から約8個咲きます。

だから、梨の赤ちゃんも8個出来ます。

この8個の中から優秀な1個に絞り込む。

これをひたすら行います。

畑の下には落とされた実がたくさん落ちてます。

これからいくつもの試練を乗り越え ふるいにかけられ 立派な梨に育つのはほんのほんの一握りだけ。

梨界も生存競争が激しい世界です。


新時代の幕開け

平成が終わりを告げ、令和が始まりました。

当農園もお陰様で昭和、平成、令和と3つ目の時代を迎えることが出来ました。

新時代も引き続き変わらぬご愛顧、よろしくお願いいたします。

5月に入りすっかり畑は一面緑に。

丸裸だった畑は花で一面真っ白になり今は一面緑に。

1〜2ヶ月で姿が一変します。

3月に接ぎ木したところからしっかりと芽が出て来てます。

接ぎ木とは短く切った枝を幹に差し込みそこから新たに枝を出す技術です。

ちゃんと出来たかどうかその場ではすぐ分からないのですが

今、こうしてちゃんと芽が出てくると畑で一人ニヤニヤしちゃいますね。