6月も後半になり梨の赤ちゃんもどんどん大きくなっていき形もしっかりしてきました。
早い品種だとあと1か月ちょいで収穫期を迎えます。
早いですねぇ~ あっという間にシーズンを迎えます。
「晩成」と言われる10月頃に収穫期を迎える梨はまだしばらく時間がかかります。
ですので外から雨や虫といった外敵から守るため袋を掛けます。
ドレスアップです。
一個一個丁寧にかけていきます。
袋を掛けることによって風の抵抗を受けやすくなり実が落ちてしまうデメリットはありますが
奇麗な肌で美人な実が出来るというメリットもあります。
美味しいだけじゃなく見た目が奇麗な梨を作るのも大事な農家の仕事です。
それにしても大量の袋。
せっせと働きます。
とうとう関東も梅雨入りが発表されました。
九州から東海まで記録的な早さでの梅雨入りでしたが関東は例年より遅くの梅雨入り
つくづく天候は読めないものですね。
梅雨入りが発表されてから暑さも一段と増した感じです。
こうなると去年購入したこいつの出番です。
空調服。
涼しさはもちろんですがそれ以上に肌着が汗でべたべたなんてことがなくなり不快感がなくなります。
本当に素晴らしいギアです。
これから秋まで手放せないですね。
2週間前に種まきをした落花生。
次々と芽を出してきてくれました。
今年は去年の長梅雨で種が不足&品質悪みたいで発芽率があまりよくないみたいですが
それなりには出てくれたかなと思います。
これからはどんどん生えてくる雑草との闘いに追われることでしょう。
4月に花を満開に咲かせ小さな実をたくさんつけて
新たな枝をたくさん伸ばしてたくさんの葉っぱを広げて
小さな実をすくすく成長させて
梨の樹は春に目を覚ませてから一気にたくさんのエネルギーを使っています。
よく頑張ってくれています。
これから一つ一つの実をもっともっと大きくしてどんどん甘くしてもらうためにはエネルギー補給が大事。
樹1本1本の様子を見ながら「がんばれよ~」とご飯をあげました。
ついでに去年冬に集めた落ち葉堆肥にも撒いてきました。
半年ちょいでだいぶ分解が進んできましたね。
これからどんどん暑くなるのでさらにスピードを上げて分解が進んでくれるはずです。
こちらも微生物や虫たちに頑張ってもらわないとです。
去年の秋頃から少しずつ計画を立てていた梨づくり以外の生産事業。
色々と考えて考えて、諸条件をクリアして挑むのは
「梨屋さんがつくる落花生」
千葉の名産品といえば梨と落花生とビワ。
梨屋さんが落花生を作ります。
落花生の先輩からご指導を受けながら
今年と来年はお試しの期間。
如何せん梨作り以外は素人ですから…。
空いている小さな畑で美味しい落花生をどうやったら作れるか研究していきたいと思います。
手応えが掴めれば只今開墾中の畑にて本格的に落花生つくりを始めていきたいと思います。
梨と一緒に落花生が直売所に並べられるように頑張っていきたいと思います。
梨は今こんな感じに。
赤ちゃんが幼児になったかなといった感じです。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。