先月末から当農園には働き者の従業員が入ってきています。
彼らの働きのお陰で美味しい梨が出来るのです。
梨は「自家不合和性」といい自分の花粉で自分自身が実を成らせることが出来ません。
ですので他品種の花粉が不可欠。
そんな中、彼らが一生懸命園内を飛び回り色々なところに花粉をつけてくれることが大事なのです。
当農園は自然の風と虫、そしてミツバチで自然交配のみで今までやって来ました。
ただ、近年の異常気象や自然交配のデメリットなどを加味し今年から実験的に一部を人工交配してみました。
梵天で成らせたいところに一つ一つポンポンと。
時間と天気と環境が限られた中で行うこの作業。
なかなかの重労働です…。
満開で一面真っ白だった梨園も徐々に花が散り緑色がメインに
ここからいよいよ収穫シーズンまでまっしぐらです!!
タケノコも収量が上がってきました。
こんなご時世ですが、春ならではの旬の味覚をご賞味ください。