12月から始まった冬の作業「剪定」
来る日も来る日もただひたすらに
枝を切って切って切りまくる日々ともいよいよお別れ。
ようやく終了いたしました。
畑全体も散髪後みたいにすっきり。
終わった安堵感で心もすっきり。
細かい作業はまだまだ残っていますが今年もなんとか春を迎えられそうです。
切った枝はせっせとお片付け。
「帰るまでが遠足」ならぬ「片付けまでが剪定」
季節の変わり目だからなのでしょうか
雨の日が続いています。
近づく春に焦る気持ちを抑えつつ
冬作業のラストスパート前に一時休止。
市が行っている農作業安全研修へ参加。
普段何気なく使用している農作業機械。
何気なく使用しているからこそ潜む危険。
「当たり前のこと」を今一度見つめ直すことの大事さを学びました。
身体が資本の農業者にとって思わぬ事故は非常に大きな損失に。
大怪我や死のリスクが日常作業のすぐ横にあるということを
忘れないようにしていきたいと思います。
銀世界で寒さに打ちひしがれていた先週から急な暖かさへ
コロっと気候が変わってしまうこの頃。
冬の終わりを告げる「春一番」が去年より二週間も早くやってきました。
物凄い風が日中も夜中もずっと吹き荒れていました…。
暖冬の影響はどんどん出てきています。
梅も満開。
ふきのとうもピョコピョコ顔を出してきています。
剪定中に見上げる空はもう完全に冬ではなくなっています。
暖冬と言われる今年ですが
そんな今年でも毎年1~2回はやってくる雪。
夕方からチラチラと降り始め
夜中には雷が鳴り響き
朝方にはしっかり銀世界に。
梨畑もちゃんと銀世界。
ずっと暖かかったので梨の樹もびっくりしているかもしれません。
足元に雪が残る中
剪定作業を続けていきます。
ドロドロになるのであまり好きではないのですが…
立春が過ぎて暦の上では春の始まり。
とはいうものの今年は暖冬。
毎日暖かいので常に春を感じています。
春を感じるというか冬を感じていないです。
庭の梅も日に日に蕾から花へ。
蝋梅もそろそろ開花へ。
この暖冬が今後の梨の生育にどう影響を及ぼすのか…
不安であり…不安であり…不安です…。
畑の剪定作業も日々着々と進行中。
まだまだ続きますが梨の開花に間に合うように頑張ります!
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。