毎年1/14の小正月に青菅では「どんどれ焼き」というものを行います。
佐倉市の無形民俗文化財にも登録されており江戸初期から続く歴史ある行事です。
その年の無病息災・五穀豊穣を願って行われるどんどれ焼き。
農家にとっては健康も豊作もとても大事な祈願です。
大きな竹の櫓が火に包まれ中の爆竹がどーん‼と弾ける音は迫力満点。
今年もどんどれ焼きの火でお餅と松の枝を焼いて
お餅はご利益を得るために食べ、松の枝は火からお家を守るために家の入口に差しておきました。
今年も一年、平穏無事であることを願っています。
1月になりましたがなんだか暖かいのか寒いのかよく分からない気候です。
ただ、暖冬なのは確かですね。
この暖冬が梨の開花に影響を及ぼす可能性があります。
去年の台風被害により花芽が付きにくくなってます。
それに続き開花の遅れが出てくると…
シーズンが終わったらリセットされるわけではなく2年、3年と影響を受けるのが農業です。
年末に集めた落ち葉で堆肥を作るべく米ぬかと混ぜ合わせました。
また、今年も1年かけて堆肥にしていきたいと思います。
あけましておめでとうございます。
2020年が始まりました。
東京五輪開催年になりましたね。
今年は東京五輪の興奮冷めやまぬまま梨のシーズンに突入!!といった感じになるのでしょうか。
「今年が一番良かった!」と年末に言えるように精進してまいります。
設楽農園を今年もよろしくお願いいたします。
堆肥と肥料を撒き終えたので、畑の土を耕します。
手押しの耕運機なのでこれまたなかなか時間がかかります…。
そして、いよいよ始まる長い長い冬のメイン作業「剪定」が始まります。
始める前に復習と予習を。
果樹の農作業は1年に1回ずつしかそれぞれの作業を行わないので復習はとっても大事。
すぐ忘れちゃうので。
近所の梨農家が集まっての勉強会。
毎年、新たな発見があるものです。
今回得た技術と知識をしっかり活かして2020年も梨作りを頑張っていきます!!
今年もいよいよおしまいです。
春の寒さ、長梅雨、大型台風直撃、記録的大雨…
今年は農家さんにとって本当に辛い年に。
「いい勉強をさせてもらった」と気持ちを切り替え、今年の経験をしっかり今後の農業の糧にしていきたいと思います。
2019年本当にお世話になりました!
皆様よいお年を!!!
落ち葉を園外に出した後は
土壌改良のために堆肥を、栄養をの為に肥料を。
機械で撒けば楽々なのですが、そんな機材も持っていないので手で撒き撒き。
1本1本の様子を見ながら撒けるので利点はありますが
なかなかの重労働です…。
それと同時に梨園に新入りの苗も植えていきます。
今年は去年、一昨年よりは少なめですが今まで当農園にはなかった新品種を。
この樹が実を付けて皆さんのもとにお届け出来るのはまだまだ先の数年後になります。
それまで大事に育てたいと思います。
そして、苗木を植えるときには去年の落ち葉で作った自家製堆肥を。
これですくすくと育ってもらえれば嬉しいのですが。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。