「農作業」カテゴリーアーカイブ

日々の農作業を綴る日記です

若き日の教育と環境。

節分を迎えて暦の上では春に。

春かぁ〜

まだまだ寒いですが…

選定作業が相変わらず毎日続いていますが

2年目、3年目の若い樹の手入れも大事な作業。

若い時の管理が10年20年先を左右する と言われるぐらい大事な作業。

ここで手を抜くと 後々しっぺ返しを喰らうわけです。

人間も果樹も若い時の管理が将来を左右するのかもしれませんね

庭先にはふきのとうが。

やっぱり春なんですね〜


研究発表と視察

雪の後も寒い日が続いていますね。

なかなか雪も溶けません…。

毎朝、屋根からつららが姿を見せます。

先週は県の果樹(梨)研究の発表会と県内の先進梨農家さんの視察に行ってきました。

日々研究が進み 栽培方法、管理方法などどんどん最新のものが発表されていきます。

「知らない」というのは大きなリスクになります。

技術の向上も大事ですが 知識の蓄えも大事です!

そして、新しい技術を積極的に取り入れている先進梨農家さんの圃場を視察

こういったことをされている梨農家さんは知識と技術・経験はもちろん、それにプラスして思い切りの良さと向上心があるように思います。

一日二日でなんとかなるものではないですが こういった部分をしっかり持ち 自分の圃場に還元できれば!という気持ちになりました。


樹の粉との格闘

只今、どこの梨園も剪定作業真っ只中。

といった感じだと思います。

例外なく私達の畑でも剪定作業真っ只中。

ですが今年、私は剪定ではなく「粗皮削り」という作業を大々的に行っています。

読んで字の如く 樹の皮を削っているのです。

表面の粗皮と呼ばれる皮や苔などと樹の間には越冬しようと企んでいる虫や虫の卵、カビなどがいます。

これらを白昼のもとに晒し寒い冬の風に当て 越冬などさせませんよ!

削る前と

削った後

ただ、この作業、樹の粉が目や口、髪の毛、服の間から身体中に入ってきます。

完全防御で挑んでも 必ずどこからか入り込んできます。

ストレスが溜まります。

どんなに畑で叩いても 必ず部屋にまで入り込んできます。

ストレスが溜まります。

そんなストレスをほんの少しだけ ほんのほんの少しだけ癒してくれる夕日。

明日からまた頑張ります。


気持ちも大事

先週、畑に堆肥を撒いてきました。

夏から秋にかけてたくさんの実をつけてくれた樹に感謝の気持ちを込めて

そして来年もよろしくお願いいたしますという激励の気持ちを込めて

一本一本丁寧に

撒き終わったあとは耕運機にて畑を耕します。

手押しの耕運機でなかなかの重労働ですが

一押し一押しに気持ちを込めて

気持ちを込める

大事なことです。

堆肥も耕しも大事ですけど

気持ちも大事なはず… です…。


先輩たちのノウハウ

シーズンが終わりこの時期になると研修や勉強会が多く開催されます。

農家をやっていると 自分の畑での作業に追われ 外との交流が少なくなり 他の方の技術やノウハウ、情報が入りにくくなり こういった場が非常に大切な機会になります。

一つの事柄について先輩方が各々のノウハウを出し合い 技術を教え合う。

一挙手一投足すべてが勉強になります。

各メーカーさんが最新の農機具の紹介やメンテナンス方法を教えていただく機会も。

実際に触って 使って 聞いて

何度も言っていますが

本当に 日々勉強です。