梨畑では剪定作業が続いていますが
庭先では伐採作業が続いています。
小さな木ならば1~2日頑張って作業すれば終わるのですが
お相手は20~30m級の超大木。
しかも10~15本。
気が遠くなる作業です。
機械や道具もしっかり用意して。
倒す方向が少しでも狂えば大惨事。
神経も使うので精神的にも疲れます。
何よりも「安全第一」で頑張っていきたいと思います。
大木が倒れる瞬間は凄い音と地響きが鳴り響きます。
伐採がメインの作業に思われがちですが
実は準備に6割、片付けに3割、伐採に1割
こんな感じです。
常に念には念を入れた準備をして伐採後は次の準備に向けた片付けを。
万全の準備と後処理。
何事にも言えることですね。
まだまだ始まったばかりの伐採作業。
これから超々大物が控えています。
頑張らねば…。
「暖かい!あったかすぎる‼」
と思っていたら次の日には
「寒い!寒すぎる‼」
となる日が続いています。
早朝の畑に行くと霜が一面にビシッと。
なかなか奇麗な景色です。
他産地の情報を見ると雪で畑一面どころか樹までも埋まっている写真を目にして驚きました。
今年は雪による被害が多く出ているそうです。
シーズン中の台風だけでなく一年中何かしらの影響を受ける農業ならではの辛さですね。
さて、1月ももう終わり。
去年末から梨畑では「剪定」という作業が行われています。
決してお正月からずっとゆっくり休んでいるわけではありません。
剪定作業の様子はまた近いうちにお伝えできればと。
ひたすら黙々と樹を切って切って切りまくってます。
栄養補給を済ませた畑を耕します。
そうです。
いよいよあいつの出番です‼
トラクター‼
この日のためにこいつは我が家にやってきたのです。
やっぱかっちょいいですよね。
これに乗ってると「農家」って感じしますよね。
今までは手押しの耕運機でちょこまかちょこまかやっていましたが
今年からはこれに乗って行います。
やっぱいいですよね。
仕上げも奇麗になってます。
やっぱ違いますね。
「農家」って感じしますよね。
去年の話ですが。
落ち葉をすべて園外に掻き出し奇麗になった畑。
奇麗にした後は栄養補給を。
大きな実をたくさんつけてお疲れの樹に来年もしっかり頑張ってもらうための作業。
大事な作業だからこそ1本1本気持ちを込めて丁寧に手作業で撒きます。
…というと聞こえはいいですが単純に機械がないので手作業でしかできないだけです。
結構な重労働なんです。
農作業って地味に辛い作業が多いですよね…。
畑全体に栄養補給を済ませたので今年もしっかり実をつけてくれることを願います。
干し柿はかなり上出来に仕上がりました‼
年末年始はお餅ではなく干し柿をたらふく食べて過ごしましたよ。
新年あけましておめでとうございます。
2021年がスタートしました。
おととしは大型台風直撃、そして去年は新型コロナ。
農業はもちろん日常生活にも大きな影響を及ぼす出来事が続きました。
そんな中でも多くの方の支えの中、梨作りを続けることが出来ています。
感謝です。
今年もまた、予期せぬ事態や出来事が起こるかもしれませんが実直に真面目に梨を作っていきたいと思います。
2021年もよろしくお願いいたします。
今年は自宅の近くにて初日の出を見ることが出来ました。
そして「お正月も美味しく食べれますよ」という謳い文句で販売していた愛宕。
ちゃんとお正月に食べれましたよ。
美味でした!
長年頑張ってくれた樹ですがそろそろ寿命が来てしまった樹が数本。
毎年数本、残念ながらお別れをしています。
長い間ご苦労様でした。
去るものがあれば来るものもあります。
今年も苗木を植えました。
既存の品種と新品種を数本。
ここ数年、新品種を毎年のように植えています。
苗木を植えてから実をならせて皆様のもとにお届けできるようになるには数年かかります。
ですので今年植えたこの品種も数年後に皆様にお届けできたらと思います。
ぜひお楽しみに。
枯らさないように大事に育ててあげないとです。
最近は本当に寒くなってきました。
日本海側は災害級の積雪だそうです。
去年が暖冬だったこともあり今年の寒さはより堪えますね。
先日、近所の梨農家が集まる勉強会がありました。
農業は個人作業がメインになるのでどうしても技術や知識が一人のものになりがち。
決して悪いことではないのですがタコ壺化してしまい狭い世界になりがちです。
ですのでこうやって定期的にみんなで技術と知識を共有して交換することがとても大事です。
果樹は1年に1回の作業ばかり。
10年やっても10回、50年やっても50回しか経験が積めないです。
みんなの経験をみんなで共有することで経験値を少しでも上げることが出来ればいいと思います。
私はまだまだぺーぺーですので大先輩の方々からどんどん盗んで盗んで盗みまくるだけなのですが…
勉強させていただいてます。
干した柿がこの寒さの中いい感じになってきました。
早く食べたいです。
今年は去年のような暖冬ではなく平年並みの寒さが続いているような気がします。
夏は暑く冬は寒く
が一番ですね。極端はダメですが…。
畑では大掃除の時期です。
落葉果樹である梨は元気に広げていた葉っぱが冬にはすべて落ちます。
紅葉からひらひら落ちる姿はなかなか風流ですがこの葉っぱを掃除しなくてはならないのです。
これはかなりの重労働…。
落ちた葉っぱには病気の元になる菌や虫の卵がたくさんいます。
それを来年に持ち越さないためにすべて園外へ。
集めて集めて集めて運んで運んで運んで処分処分処分。
毎年恒例の作業ですが毎年嫌になります。
この集めた落ち葉は1年かけて堆肥にします。
畑も奇麗になりました‼
そして今年も薪が出てくる時期になりました。
不定期ですが畑横に置いておきますのでご自由にお持ちください。
この時期になると田舎の家々の軒下に現れる吊るされた柿。
もちろん我が家もやります。
去年は台風、今年は異常気象により渋柿自体があまり成っていない懸念はありましたが。
それなりに採れました。
あまりしっかり管理していないので伸び放題の樹ですが
今年は大雑把にですが剪定もしておきます。
採った渋柿を選別して
皮をむいて干します。
ようやく冬の寒さが到来。
冷たい北からの空っ風が良い干し柿を作ってくれます。
時間をかけてゆっくりと美味しい干し柿になってください
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。