先日、県内の梨園に視察に行ってきました。

新しい樹の仕立て方をいち早く導入された梨園さんで成園化された梨園は圧巻でした。

同じ梨という果実を作っているのですが各園それぞれの園主さんの考えや技術などで違う姿になるのは本当に面白いです。
それぞれに学ぶべきところがあります。

乾燥を防ぐために生やしていた下草を綺麗にしました。


収穫作業の準備を少しずつ始めています。
直売所開始、注文受付開始発表は今しばらくお待ちください。
もう少し梨の生育状況を見て判断したいと思います。
よろしくお願いいたします。
梅干しもそろそろ完成間近です!

暑い日がずっと続いています…。
ただ立っているだけで汗がじっとりしてくる暑さ…。
全く雨が降らない日が続いているので時折、苗木に水をあげないといけません。

庭のミニ菜園では夏野菜が次々と収穫を迎えています



そして、あと半月ぐらいでいよいよシーズンが始まります。
収穫用のコンテナを洗うのが毎年この時期の仕事。

これをやると 本当にいよいよだなぁという気持ちになります。
今シーズンの梨の注文受付はもう少しお待ちください。
受付開始時に追ってこのホームページにてお知らせいたします。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
梅雨に入ったと思ったらもうとっくに梅雨は明けてしまい
昨年に続き実が大きくなるこの時期に一切雨の降らない日々が続いています…。
雨は降らねど風強し
毎日、毎日大風がうなりをあげて畑を襲ってきます。
袋掛けした実も 今年伸びた新梢も 落下したり 折れてしまったり…

なんとも悩ましい日々です。
先週、神奈川の農業研究センターにて最先端の梨栽培技術を視察しに行きました。


研究センターでは今多くの梨農家が抱えている悩みや課題を「こうやったら解消できるのでは?」と提案し研究し実践しています。
今の時代、情報はインターネットなどで手軽に手に入れることが出来ますが
実際に目で見て手で触れて話を聞いてみると 多くの発見、感動、実感があります。



圃場を見るのもそれを見てみんなでワイワイ話をするのも 本当に良い勉強と刺激になります。



毎度毎度の決まりきった言葉ですが
「日々勉強」です。

畑にはもう、セミが…。

昨年、紋羽病という果樹特有の病気にかかり樹を2本去年伐採しました。
根っこから菌が入り込み樹全体を衰弱させてしまう病気です。
根っこに菌がいるので伐採は根こそぎすべてを掘り起こします。


その後、土壌消毒をしてしばらく寝かせるのですが
ここで菌をなるべく土中からなくすためにイネ科の植物を植えてみました。

イネ科なのでトウモロコシを用います。

なぜイネ科なのか。
それはイネ科の植物は根を深く伸ばし土壌中の養分を吸い取る力が強いそうです。
栄養分もそうですが過剰な養分や有毒物までも吸い込むそうです。
ですので土壌改良の際によく使われる方法みたいです。

紋羽病に有効かどうかはまだ分かりませんが やってみる価値はありかな
と思い実験。
これで来年か再来年には新たな苗木が植えれればなと願っています。
雨の日が続いて時々晴れてまた雨が降っての繰り返し
梅雨っぽくていいですね。

去年は梅雨に入ってもまったく雨が降りませんでしたから
四季らしい暦通りの天候が一番です。
梅雨の晴れ間をみて梨の袋掛けをおこなっています。

晩生の梨は収穫まで樹に長く成っているので太陽の日焼け、雨や風での汚れ、虫の被害などから守るために袋掛けは必須

一個一個に袋をかけていくのでなかなかの重労働なんです…。
それでも一個一個しっかり目で見ていくので小さな変化にも気づける大事な機会でもあります。

この時期は実が日に日に大きくなる時なので一雨降るとさらにぐんと大きくなります
その成長に実自体がついていけなくなると

こうなっちゃうわけです。
洋ナシも順調に成長中

千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。