研究発表と視察

雪の後も寒い日が続いていますね。

なかなか雪も溶けません…。

毎朝、屋根からつららが姿を見せます。

先週は県の果樹(梨)研究の発表会と県内の先進梨農家さんの視察に行ってきました。

日々研究が進み 栽培方法、管理方法などどんどん最新のものが発表されていきます。

「知らない」というのは大きなリスクになります。

技術の向上も大事ですが 知識の蓄えも大事です!

そして、新しい技術を積極的に取り入れている先進梨農家さんの圃場を視察

こういったことをされている梨農家さんは知識と技術・経験はもちろん、それにプラスして思い切りの良さと向上心があるように思います。

一日二日でなんとかなるものではないですが こういった部分をしっかり持ち 自分の圃場に還元できれば!という気持ちになりました。


銀世界

降りましたね〜

しっかり、ちゃんと、どがどがと。

ネットに叩きつけられるように降った雪で白い壁状態に

一晩降り続けた後の畑は一面銀世界。

少しテンションも上がります

同じようにテンションが上がって駆け回った野うさぎの形跡も

畑だけでなく 家の周りも一面銀世界。

家の周りにもテンション上がって駆け回った野うさぎの形跡

雪が積もった日は束の間の休息日

雪解けが進んだら お仕事再開します!


お正月の恒例行事

毎年1月14日は「どんどれ」という行事が私達の地区では執り行われます。

地域によっては どんど焼き 左義長 鬼火焚き などなど 色々な呼び方がされてます

竹でやぐらを組んで 燃やす

お正月飾りなどを 燃やす

お餅を 焼く!

こんな感じです。

まずはお餅を焼くために必要な栗の枝を確保。

「やりくり上手」になるため らしいです…。

あとは松の葉を用意。

この松を焼いて その枝を玄関に置くと 火除けになるそうです。

なんか、いろいろあるんですね

乾燥した日が続いていたので 着火と同時に勢いよく燃え上がりました。

中には竹がたくさん仕込んであるので バン‼︎バン‼︎と大きな音が

1年の無病息災、平穏無事を祈り

お酒をいただきながら

火を眺めます。

ちゃんと、お餅も焼きましたよ。


樹の粉との格闘

只今、どこの梨園も剪定作業真っ只中。

といった感じだと思います。

例外なく私達の畑でも剪定作業真っ只中。

ですが今年、私は剪定ではなく「粗皮削り」という作業を大々的に行っています。

読んで字の如く 樹の皮を削っているのです。

表面の粗皮と呼ばれる皮や苔などと樹の間には越冬しようと企んでいる虫や虫の卵、カビなどがいます。

これらを白昼のもとに晒し寒い冬の風に当て 越冬などさせませんよ!

削る前と

削った後

ただ、この作業、樹の粉が目や口、髪の毛、服の間から身体中に入ってきます。

完全防御で挑んでも 必ずどこからか入り込んできます。

ストレスが溜まります。

どんなに畑で叩いても 必ず部屋にまで入り込んできます。

ストレスが溜まります。

そんなストレスをほんの少しだけ ほんのほんの少しだけ癒してくれる夕日。

明日からまた頑張ります。


新年あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年も当農園をよろしくお願いいたします。

年末年始はこたつに入り、暖かい甘酒とお餅、そしてミカンを食べながらTVを見てゴロゴロとゆったりまったり…

なんてことはなく

大晦日、三が日 何も変わることなく畑にて作業。

農家とはそんなもんです。

365日毎日こつこつとですかね。

でも、ちゃんとおせちも食べましたし いつもより少し早めに作業を切り上げてゆっくりもしましたし

いいお正月でしたよ!

2018年も設楽農園の日々の記録をこのHP内、Facebook等であげていきますので

今年もよろしくお願いいたします‼


千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。