開花と芽出し

愛宕、新高の花が咲きました‼

今年も梨の開花とともに当農園を開放したいと思います。

このようなご時世ですがお散歩の寄り道などほんの少しの気晴らしに

この時期だけの梨の花をぜひご覧ください。

梨園では「接木」作業を行っています。

枝が欲しい部分、品種を変えたい…などなど そんな時に、枝を差し込んで新たな枝を出すという技術

上手く接着するとこんな感じに。

1年に1回の作業なので復習もかねて講習会にて勉強。

この作業はやってすぐに答えが出るわけではないので数か月後を楽しみにそして不安に待っていようかと思います。

接木とは別に「枝が欲しいなぁ」というところに冬の剪定中に傷を入れたりして芽が出るのを促してみたのですが

こうやってちゃんと出てくると嬉しいですね。

自然の力を人の手でちょっとだけ手助けして促すのは農業の醍醐味です。


はつもの!!

季節の変わり目でしょうか、最近は大風が凄いですね。

毎日のように強風が吹いています。

毎年、秋口に近所の農家さんからもみ殻をいただいています。

そのもみ殻を樹の株もとに撒きました。

雑草を抑えるマルチの役割、乾燥や水はけをコントロールする除加湿の役割、分解され栄養になる肥料の役割 などなど。

色々と役立ってくれます。

そして、今年の初物!たけのこ‼

少しずつ頭を出しちょこちょこ収穫できるようになりました。

初物で若く柔らかいのでそのままお刺身としても食べれます。

収量が上がってきたら今年も直売所にて販売していきたいと思います。

楽しみにお待ちください。


日に日に膨らむ。

一日一日と畑に行くたびに梨の花芽が膨らんで行くのが分かります。

一番最初に咲く「愛宕」の花芽はもう花ビラが見えてきました。

本当に早いなぁ

これだけ早いと心配なのは「寒の戻り」

春先は急に冬みたいな寒さがやってくる時があります。

その時に花が咲いていると霜など寒さにやられてしまいます。

と、思っていると案の定、昨日は雪…。

いつもながら天気は容赦ないです。

今年も畑の棚を支えている支柱の交換を

だいぶ老朽化しているので一気に全部交換!!といきたいところですが

さすがにそんなことは出来ないので毎年少しずつ。

長年棚を支え続けていた支柱は根元が腐ってしまってます。

長い間、ご苦労様でした!!


花見のお供に!?

秋に集めた落ち葉をひと冬過ぎたので切り返しました。

少しずつ少しずつ発酵と分解が進んできています。

間に米ぬかを入れ発酵を促します。

たかが落ち葉の集まりですがこれだけの量と水分を含んでいると

かなり重い… 手作業ですので腰とスコップを持つ手のひらが悲鳴をあげてます…。

これから春になり気温が上がってくればどんどん発酵・分解が進んでくると思います。

畑のコンテナにずっと保管?してた愛宕。

家に持ち帰り食べてみました。

冬も終わり春になり梅の花も散り始めた頃に梨を食べる。

梨農家の特権ですかね。

ちゃんと歯ごたえも甘味もあり愛宕のポテンシャルを改めて感じました。

「花見のお供に梨」なんてのも意外にありなのでは…。


剪定終了!!

去年12月から始まった果樹農家冬の一大イベント!?「剪定(せんてい)」

ついに…ついに…本日、すべて終了いたしました‼

冬に葉っぱが落ちてから春に蕾が膨らみ樹が冬眠から目覚めるまでがタイムリミット

毎年「今年は終わるのかな?」「間に合うのか…」という不安とプレッシャーを心の片隅に常に抱えながら過ごしている果樹農家さんは多いのではないでしょうか

特に今年は例年にないほどの暖冬。

締め切りが一気に早まった感じでひやひやしてました。

スタートもスタートで残暑が長引きなかなか落葉しないという感じがここ数年感じます。

温暖化の影響でこれから冬が極端に短くなると梨栽培そのものを根本から見直さなければならないのかもしれません…。

足元を見るとてんとう虫が元気良く動き回っています。

剪定が終わったので開花を迎えるまで色々と準備をして待っていたいと思います。