2月も半ばを迎えてそろそろ春の訪れを感じさせるものが
庭の梅も準備をはじめているようです。

昨年末から梨畑では「剪定作業」が続いています
毎年シーズン終了後の冬の間に行う大仕事です。

春に花が咲く前に終えなければならないので
着々とリミットが迫ってくる感じとの戦いです。
剪定作業とは大まかにいうと
「春から夏の間に成長した枝の整理」です。
これによって今年、来年、数年後、数十年後の木の形、実の成り具合、成長が決まっていきます。
梨農家、果樹農家の腕の見せ所と言えますね。

「どの枝を切り落とすのか」「来年使う枝の準備を」「ここに枝を配置しよう」などなど

色々と頭を働かせて たくさん手を動かして
黙々と作業に没頭します。
着々とリミットが迫ってます…
…果たして間に合うのか …。

節分を迎えて暦の上では春に。
春かぁ〜
まだまだ寒いですが…
選定作業が相変わらず毎日続いていますが
2年目、3年目の若い樹の手入れも大事な作業。


若い時の管理が10年20年先を左右する と言われるぐらい大事な作業。


ここで手を抜くと 後々しっぺ返しを喰らうわけです。
人間も果樹も若い時の管理が将来を左右するのかもしれませんね
庭先にはふきのとうが。

やっぱり春なんですね〜
雪の後も寒い日が続いていますね。
なかなか雪も溶けません…。
毎朝、屋根からつららが姿を見せます。

先週は県の果樹(梨)研究の発表会と県内の先進梨農家さんの視察に行ってきました。
日々研究が進み 栽培方法、管理方法などどんどん最新のものが発表されていきます。

「知らない」というのは大きなリスクになります。
技術の向上も大事ですが 知識の蓄えも大事です!
そして、新しい技術を積極的に取り入れている先進梨農家さんの圃場を視察


こういったことをされている梨農家さんは知識と技術・経験はもちろん、それにプラスして思い切りの良さと向上心があるように思います。


一日二日でなんとかなるものではないですが こういった部分をしっかり持ち 自分の圃場に還元できれば!という気持ちになりました。
降りましたね〜
しっかり、ちゃんと、どがどがと。
ネットに叩きつけられるように降った雪で白い壁状態に

一晩降り続けた後の畑は一面銀世界。


少しテンションも上がります

同じようにテンションが上がって駆け回った野うさぎの形跡も

畑だけでなく 家の周りも一面銀世界。


家の周りにもテンション上がって駆け回った野うさぎの形跡

雪が積もった日は束の間の休息日


雪解けが進んだら お仕事再開します!

毎年1月14日は「どんどれ」という行事が私達の地区では執り行われます。

地域によっては どんど焼き 左義長 鬼火焚き などなど 色々な呼び方がされてます
竹でやぐらを組んで 燃やす
お正月飾りなどを 燃やす
お餅を 焼く!
こんな感じです。
まずはお餅を焼くために必要な栗の枝を確保。


「やりくり上手」になるため らしいです…。
あとは松の葉を用意。
この松を焼いて その枝を玄関に置くと 火除けになるそうです。
なんか、いろいろあるんですね

乾燥した日が続いていたので 着火と同時に勢いよく燃え上がりました。

中には竹がたくさん仕込んであるので バン‼︎バン‼︎と大きな音が

1年の無病息災、平穏無事を祈り
お酒をいただきながら
火を眺めます。

ちゃんと、お餅も焼きましたよ。


千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。