只今、どこの梨園も剪定作業真っ只中。
といった感じだと思います。
例外なく私達の畑でも剪定作業真っ只中。
ですが今年、私は剪定ではなく「粗皮削り」という作業を大々的に行っています。

読んで字の如く 樹の皮を削っているのです。
表面の粗皮と呼ばれる皮や苔などと樹の間には越冬しようと企んでいる虫や虫の卵、カビなどがいます。

これらを白昼のもとに晒し寒い冬の風に当て 越冬などさせませんよ!
削る前と

削った後

ただ、この作業、樹の粉が目や口、髪の毛、服の間から身体中に入ってきます。

完全防御で挑んでも 必ずどこからか入り込んできます。
ストレスが溜まります。
どんなに畑で叩いても 必ず部屋にまで入り込んできます。
ストレスが溜まります。
そんなストレスをほんの少しだけ ほんのほんの少しだけ癒してくれる夕日。

明日からまた頑張ります。
あけましておめでとうございます。
今年も当農園をよろしくお願いいたします。
年末年始はこたつに入り、暖かい甘酒とお餅、そしてミカンを食べながらTVを見てゴロゴロとゆったりまったり…
なんてことはなく
大晦日、三が日 何も変わることなく畑にて作業。

農家とはそんなもんです。
365日毎日こつこつとですかね。

でも、ちゃんとおせちも食べましたし いつもより少し早めに作業を切り上げてゆっくりもしましたし
いいお正月でしたよ!
2018年も設楽農園の日々の記録をこのHP内、Facebook等であげていきますので
今年もよろしくお願いいたします‼

シーズン終了後の恒例行事といえば
トップリーグ・ラグビー観戦!!!
秩父宮に行ってきました。


やはり、毎度のことながらデカい男たちがぶつかり合う様は迫力満点。


応援するNECグリーンロケッツは負けてしまいましたが
冬作業の合間のいい気分転換に。
来年も秩父宮を楽しみにこれからの仕事を頑張っていきましょう。
選手の皆様お疲れさまでした!!

先週、畑に堆肥を撒いてきました。


夏から秋にかけてたくさんの実をつけてくれた樹に感謝の気持ちを込めて
そして来年もよろしくお願いいたしますという激励の気持ちを込めて
一本一本丁寧に


撒き終わったあとは耕運機にて畑を耕します。

手押しの耕運機でなかなかの重労働ですが
一押し一押しに気持ちを込めて


気持ちを込める
大事なことです。
堆肥も耕しも大事ですけど
気持ちも大事なはず… です…。
シーズンが終わりこの時期になると研修や勉強会が多く開催されます。
農家をやっていると 自分の畑での作業に追われ 外との交流が少なくなり 他の方の技術やノウハウ、情報が入りにくくなり こういった場が非常に大切な機会になります。

一つの事柄について先輩方が各々のノウハウを出し合い 技術を教え合う。


一挙手一投足すべてが勉強になります。

各メーカーさんが最新の農機具の紹介やメンテナンス方法を教えていただく機会も。



実際に触って 使って 聞いて
何度も言っていますが
本当に 日々勉強です。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。