去年の話ですが。
落ち葉をすべて園外に掻き出し奇麗になった畑。
奇麗にした後は栄養補給を。
大きな実をたくさんつけてお疲れの樹に来年もしっかり頑張ってもらうための作業。
大事な作業だからこそ1本1本気持ちを込めて丁寧に手作業で撒きます。
…というと聞こえはいいですが単純に機械がないので手作業でしかできないだけです。
結構な重労働なんです。
農作業って地味に辛い作業が多いですよね…。
畑全体に栄養補給を済ませたので今年もしっかり実をつけてくれることを願います。
干し柿はかなり上出来に仕上がりました‼
年末年始はお餅ではなく干し柿をたらふく食べて過ごしましたよ。
長年頑張ってくれた樹ですがそろそろ寿命が来てしまった樹が数本。
毎年数本、残念ながらお別れをしています。
長い間ご苦労様でした。
去るものがあれば来るものもあります。
今年も苗木を植えました。
既存の品種と新品種を数本。
ここ数年、新品種を毎年のように植えています。
苗木を植えてから実をならせて皆様のもとにお届けできるようになるには数年かかります。
ですので今年植えたこの品種も数年後に皆様にお届けできたらと思います。
ぜひお楽しみに。
枯らさないように大事に育ててあげないとです。
最近は本当に寒くなってきました。
日本海側は災害級の積雪だそうです。
去年が暖冬だったこともあり今年の寒さはより堪えますね。
先日、近所の梨農家が集まる勉強会がありました。
農業は個人作業がメインになるのでどうしても技術や知識が一人のものになりがち。
決して悪いことではないのですがタコ壺化してしまい狭い世界になりがちです。
ですのでこうやって定期的にみんなで技術と知識を共有して交換することがとても大事です。
果樹は1年に1回の作業ばかり。
10年やっても10回、50年やっても50回しか経験が積めないです。
みんなの経験をみんなで共有することで経験値を少しでも上げることが出来ればいいと思います。
私はまだまだぺーぺーですので大先輩の方々からどんどん盗んで盗んで盗みまくるだけなのですが…
勉強させていただいてます。
干した柿がこの寒さの中いい感じになってきました。
早く食べたいです。
今年は去年のような暖冬ではなく平年並みの寒さが続いているような気がします。
夏は暑く冬は寒く
が一番ですね。極端はダメですが…。
畑では大掃除の時期です。
落葉果樹である梨は元気に広げていた葉っぱが冬にはすべて落ちます。
紅葉からひらひら落ちる姿はなかなか風流ですがこの葉っぱを掃除しなくてはならないのです。
これはかなりの重労働…。
落ちた葉っぱには病気の元になる菌や虫の卵がたくさんいます。
それを来年に持ち越さないためにすべて園外へ。
集めて集めて集めて運んで運んで運んで処分処分処分。
毎年恒例の作業ですが毎年嫌になります。
この集めた落ち葉は1年かけて堆肥にします。
畑も奇麗になりました‼
そして今年も薪が出てくる時期になりました。
不定期ですが畑横に置いておきますのでご自由にお持ちください。
この時期になると田舎の家々の軒下に現れる吊るされた柿。
もちろん我が家もやります。
去年は台風、今年は異常気象により渋柿自体があまり成っていない懸念はありましたが。
それなりに採れました。
あまりしっかり管理していないので伸び放題の樹ですが
今年は大雑把にですが剪定もしておきます。
採った渋柿を選別して
皮をむいて干します。
ようやく冬の寒さが到来。
冷たい北からの空っ風が良い干し柿を作ってくれます。
時間をかけてゆっくりと美味しい干し柿になってください
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。