梨の出荷が九州から徐々に北上して来て
いよいよ今週から千葉でも初出荷が行われたそうです。
設楽農園の梨はというと……
あともうちょい‼ あともう少しお待ちください‼
28日に梅雨が明け これから夏の日差しが畑いっぱいに降り注ぎます。
そうすれば今よりも一回り大きく より強い甘味が出てくるはず!
今の状態がどんな感じなのか、少しだけ味見してみました。
うん!甘い!
でも、やっぱりまだ少し物足りない…。
皆さんのもとには最高の状態でお届けできるように
しっかり時期を見極めていきたいと思います。
「注文はいつから?」「まだ買えないの?」というお声を色々な方から頂いております。
今しばらくお待ちください‼
注文開始が始まったらすぐにこのホームページでお知らせいたします!
最高の状態のものを皆様にお届けいたします!!
最初に収穫が始まる幸水。
今はこんな状態になっています。
だいぶイイ感じにまで膨らんできました。
この時期の主な仕事は「見守り」
ただ見ているだけってことではないですよ。
急激に膨張し裂果してしまった実、枝や葉にぶつかり傷がついてしまった実、成長が遅く極端に小さな実がないか
そして、病気や虫にやられてしまっていないか、またその予兆がないか
などなどをしっかり観察していくのです。
今の時期にこういったものを見逃してしまうと 1年間かけてここまでやって来た作業がすべて水の泡 なんてことも。
見る 観る 診る 視る 看る ・・・
どの「みる」が正しいかは分かりませんが しっかり「見守る」ことが今の仕事。
梅雨はまだ明けていませんが… 畑の温度がここまで上がってきました。
暑くて溶けてしまいそうになりました・・・・。
今年のセミが畑を飛び回り始めましたよ。
6月の半ばになり 実もピンポン玉ぐらいまで膨らみ
実全体の輪郭や表情がハッキリしてきました。
摘心作業も一通り終わり
袋掛け作業に入ります。
早くに収穫できる幸水・豊水は無袋で育てますが
晩生の新高・愛宕には袋をかけて
外からの刺激から守ります。
袋をかけながら一つ一つに
「がんばってくれよぉ~」「おいしくなってくれよぉ~」
と心の中で声をかけてあげる。
「袋掛け」と「声掛け」
この2つの掛けが大事になってくるんですね。
梨畑の入り口の木の柱の中で蛇がおやすみしています。
起こさないようにしないとですね。
余分な枝の成長ではなく
実の成長にしっかりと栄養が行くようにするため
「摘心」という作業を行っています
でも、栄養は葉っぱから獲得するので やみくもに切ってもダメなんです
どの枝を切って その枝を残すのか
そんなことを考えながら チョキチョキしている日々です。
そんなことを考えて 作業をしていると
端っこでカサカサと 耳の長い生き物が・・・。
3月頃はあまり姿を見せなかったのですが
最近は暖かいのか 頻繁に顔を出してきます。
摘果も終わり実も少しずつ着実に大きくなってきています。
実が大きくなると 病気・害虫 の他に 梨を狙ってくる「害獣」が現れます。
空からと地上からと両方からの攻撃を防ぐために
ネットを張り畑を覆います
ただ、ネットを張るだけなのですが 畑全体を覆うとなると一日掛かり
業者の方にお願いします。
朝から始まり 終わったのは夕方。
張り終えた畑を見ると
いよいよ夏に向けての準備が始まったなぁ~ と思いますね。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。