自然の力を利用させてもらいます。

北風が冷たく感じはじめ もうそろそろ冬の到来を感じさせます。

梨の木も黄色く色づいて葉もだいぶ落ちてきました。

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そんな中、新芽は少しずつ出てきてます。
一生懸命、木も頑張ってくれていますね。

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今日は3週間前に畑を覆っていたネットを外す際、引っ掛かってしまうぐらい伸びてしまった枝を剪定して天日干ししていたので その枝を集めて畑の横に集める といったもの。

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なんか、文字にすると地味な作業ですよね・・・。

先週の垣根の手入れの続き 内側の手入れも同時進行で行います。

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畑一面をトラクターで何往復もして畑横の敷地に敷き詰めていきます。

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多少、水分が抜けた枝ですが集めてくるとこれだけの量に。

でも、1年も経つと2割程度の量まで減ってきます。

水分が抜け風や微生物などのおかげでこんな感じに。

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天然の肥しの完成ですね。

自然の力ってのは本当にすごいです。

そういえば畑仕事の帰り道、鶏が一人でお散歩を。

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どこからやってきたのか…。


畑周りを綺麗に

畑の中の手入れは当たり前の作業ですが 意外に大変なのは畑周りの手入れ。

梨畑の周りは3m近い垣根に囲まれています。

防風や防犯などの役割りを果たしてくれています。

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垣根も植物。 1年経つと伸びに伸び、放っておくと道や隣の敷地にまでイタズラを仕出します。

この垣根の手入れをするのが冬になる前の今の時期。

竹の棒で高さを揃えて 何度も何度も横から見て長さを揃える。

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外から見える場所なので綺麗に整ってた方が見栄えがいいですからね。

植木屋さんのようにはいかないですが…

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刈った後の枝葉はトラクターに詰め込んで 畑の横に敷き詰めます。

時間が経つとこの枝葉が腐食して腐葉土に。

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それにしても 最近は素晴らしい秋晴れで 本当に作業のしやすい気候です。

梨の木も葉が落ち 刈った草も藁のように 畑一面を覆い ふかふかの地面になっています。

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芝刈り機との格闘

収穫を終えた梨畑。

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梨畑全体を覆っていたネットを外すと

これからは来年に向けての畑の手入れの始まり。

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ネットに引っかかるぐらいにまで伸びた枝を切って

畑の周りを囲む垣根を綺麗に整えて

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そして、

草刈….。

草刈 これは 梨に関わらず農家にとって基本であって、常に行う作業。

日々雑草との格闘ですね。

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そしてこの作業、なんといっても腰に大きな負担が。

初心者の私は色々なところに力が入ってしまい身体の至る所に痛みが出てきます。

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まだまだダメですね・・・。

今週は全身の筋肉痛との格闘の日々が待っているのでしょう…。


晩成種「愛宕」の紹介

先日、出荷が終わり それと同時に今シーズン頑張って実をつけて

ぐんぐん成長した枝を来シーズンに向けて剪定する作業が始まります。

この作業の様子もこれから徐々にアップしていきますね。

出荷作業は終わってしまいましたが

今回は幸水や豊水、新高とは違い認知度がやや低い晩成種の梨「愛宕(あたご)」の写真を。

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晩成種の一番の特徴としては この大きさ。

圧倒されますね。

ソフトボールより一回り位大きいでしょうか。

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片手で持つことが困難なぐらいの大きさと重量感。

この愛宕梨は保存性にも優れているので収穫が終わった今も、そして

季節が冬に切り替わる11月頃まで味わえます。

冬に味わう梨。

これが晩成種「愛宕」ならではの特徴ですね。
畑の周りから虫の声も少しずつ減り 秋から冬への移行が始まってますね~


今季の梨の出荷は終了しました。

お陰様で今季の設楽農園の梨全品種の出荷が終了いたしました。

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今季もたくさんのご注文本当にありがとうございました。

皆様から色々なご意見・ご感想もいただき その一つ一つをこれからのより高品質の梨を皆様にお届けするための糧にしていきたいと思います。

今年は大きな病気、異常気象などがなく ある程度安定した出荷が出来ました。

味も大味や甘みの少ないものなども少なく満足のいくものをお届けできたのかなと思っています。

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ですが、農業は環境とのお付き合い。 毎年姿形が違う自然との勝負で毎年新1年生。
毎回全く新しいものに取り組んでいる気持ちです。

出荷は終わりましたが すでに来季の出荷に向けての作業が始まっています。

梨の作業はこれからが本番。

来季に向けて頑張ります!!


千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。