年数回行われる梨栽培の勉強会。
今回は冬のメイン作業である「剪定」の勉強会。
指導員の講習や諸先輩方の考え方や技術を色々聞ける
大事な時間。
同じ地区で同じ作物を作っているのに細かいところは多種多様。
共通しているところ違うところ
色んな事を吸収して自園の栽培に活かしていきたいです。
勉強会には複数のメーカーさんが色々な道具を持ってきてくださいます。
気になっていたもの、初めてみたもの、実際に使っているもの。
こうやって触って聞いて動かしてが出来る機会は本当に感謝です。
それにしても色んな道具があるものですね。
堆肥と肥料を畑全体に撒いた後には
畑を耕していきます。
真っ赤なこいつの出番‼
畑のフェラーリ…いや、ポルシェと言われているとかいないとか。
耕して…耕して…耕して…。
畑全体奇麗になりました。
そして今シーズンのトラクターの役目も終了。
奇麗に洗車して
来春の登場までしばらくお休みです。
落ち葉を奇麗に掃除した後は
一年間頑張ってきたお礼とこれから一年間頑張ってもらうための
栄養補給を。
機械で一気にバンバン…
なんてことはなくすべて手作業…。
4~5種類ある肥料や堆肥を一本一本丁寧に撒いていきます。
やはり農業って力仕事です。
そんなことをやっているとこの時期は招かざるお客さんが
ちょくちょくやってきます。
冬に向けて餌探しに必死なのでしょう。
寒さがグッと強くなってきたので
自家用の干し柿作りもスタートです。
年末年始のお茶のお供になることを期待しています。
梨の樹は紅葉が終わって落葉へ。
たくさん生い茂ってた葉がなくなり丸裸に。
こうなったら始まる落ち葉集め。
園内の葉っぱを集めて集めて集めて集めて
運んで運んで運んで運んで
園外にすべて出します。
葉っぱには病気の元になる菌や虫がいる可能性が…
越冬して来春に持ち越さないように除去します。
集めた葉っぱの一部はまた来年の堆肥にするため
米ぬかと混ぜて寝かします。
シーズン中のような映える仕事ではないですが
大事な大事なお仕事です。
落花生畑もシーズンオフに。
冬から春にかけてはライ麦を育てます。
ライ麦を育てることで土の中を奇麗にしてそのまま土に漉き込めば肥料分に。
なんとも頼もしいやつです。
種まきをして土を均して
寒い冬を乗り越えてしっかり育ってもらいたいと思います。
去年から仕込んでいた落ち葉堆肥。
しっかり土に変わっています。
来春に落花生畑に投入していきます。
渋柿販売もまだ行っています。
干し柿作りに必要な寒さと冷たい風も徐々に吹いてきました。
今年は自家製の干し柿にチャレンジしてみては⁉
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。