4~5年前はまだまだ蕾で「これから咲きますよ~」なんて言っていましたが
去年今年は花真っ盛り!
こんなに早くていいのか⁉と不安ばかり。
「早咲の年は不作」なんて格言が農業界にはありますが
それが当たらないことを願うのみです。
梨畑は白い絨毯を広げたような満開に。
助っ人の働き者「ミツバチ」もやってきてくれました。
本当に働きますよね。彼らは。
頭が上がりません。
僕たちも梵天を片手に受粉作業をしています。
梨は同じ品種では受粉することが出来ません。
ですので同じ園に色んな品種が混在して植わっています。
色んな品種の花粉が風や蜂などの虫によって交配をしていきます。
その補完的な役割で我々も受粉作業をしていきます。
しっかり受粉して美味しい実の赤ちゃんが生まれることを切に願います。
たけのこも不定期ですが直売所にて販売してますのでよろしくお願いいたします。
あっという間の春到来。
桜も4月を待たずして散り始めています。
そんな中、たけのこがひょこっと顔を出してきました。
掘ります‼
掘ります‼
掘ったたけのこは今年も当農園直売所で販売します。
その日採れた量や畑仕事の関係で販売は不定期になりますが
満開に咲いた梨の花を観るついでに
ぜひお越しください!
剪定作業が終わった梨園では愛宕から順次花が咲き始めています。
同じ梨でも品種によって花の咲く時期が違うのが特徴ですね。
収穫時期が遅い品種ほど早く咲きます。
皆さんが大好きな幸水のように最初に収穫する品種は後から咲きます。
同じ梨でも品種によって花の咲く時期など特徴が違うのは面白いですよね。
花が満開になる前に下草がボーボーになってきたので草刈りを。
当農園の最大にして最古の技術「テデカール」
鎌を片手に手で刈るのみ!
刈った後の樹の周りにもみ殻を撒きます。
除草の意味と保湿の意味を兼ねています。
この時期は本当に日に日に畑の景色が変わっていきます。
これから一気に花が咲き一面真白になるのもそう遠くないと思います。
ようやく終わりました。
そう、今度こそ「剪定作業」が。
去年末から始まった梨農家冬の一大イベント「剪定」
年間作業の1/3を占めます。
果樹の出来不出来に大きく影響を及ぼす作業でもあります。
それだけに各農家さんの腕の見せ所でもあるわけですね。
この作業は木が完全に落葉してから花を咲かせるまでの休眠中に行う作業。
だが近年は温暖化の影響なのか落葉は遅くなり、開花はどんどん早くなります。
結果的に剪定作業ができる時間が短くなってきているということです。
今後はこれが常態化するのでしょうか。
作業自体を大きく見直すことになるのかもしれません。
蕾は日に日に膨らみ当農園では一番早く咲く愛宕の花が咲きだしています。
花が咲かなければ実はなりません。
ちゃんとこうやって花が咲いてくれると少しほっとしますがいよいよ忙しくなるなと気が引き締まる思いです。
伐採作業が終わり畑の剪定作業に集中できるようになりました。
去年の今頃には既に終えていた剪定ですが
今年はまだ残っています。
これから一気に終わらせます‼
それにしても春になってますね。
九州のほうでは桜の開花が宣言されたとか
東京でももう秒読み段階。
庭の梅も満開です。
梨の蕾も日に日に膨らんでいますし
切れ込みから新しい芽が動き始めてきました。
ここから1~2週間経つと一気に景色も変わっていくのでしょう。
あともうちょっと。
あともうちょっとで終わりますので
春よ、まだ待っててね。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。