「暖かい!あったかすぎる‼」
と思っていたら次の日には
「寒い!寒すぎる‼」
となる日が続いています。
早朝の畑に行くと霜が一面にビシッと。
なかなか奇麗な景色です。
他産地の情報を見ると雪で畑一面どころか樹までも埋まっている写真を目にして驚きました。
今年は雪による被害が多く出ているそうです。
シーズン中の台風だけでなく一年中何かしらの影響を受ける農業ならではの辛さですね。
さて、1月ももう終わり。
去年末から梨畑では「剪定」という作業が行われています。
決してお正月からずっとゆっくり休んでいるわけではありません。
剪定作業の様子はまた近いうちにお伝えできればと。
ひたすら黙々と樹を切って切って切りまくってます。
毎年1月14日はうちの部落では「どんどれ」を行います。
市の指定無形文化財に登録される伝統行事です。
今年はコロナの影響もあり呼びかけも制限し最少人数で執り行われました。
まさに今の時代だからこそ大事な行事なのかなと思います。
「無病息災」
今の状況が少しでも回復へ向かうように祈願してきました。
大きなやぐらが勢いよく燃えて中に仕込んだ竹が爆発する姿は毎度のことながら迫力満点!
最後に松の枝を燃やします。
この枝を家の入口に差しておくことで火災除けになるそうです。
五穀豊穣の願いも込めて今年も無事「どんどれ」を終えることが出来ました。
栄養補給を済ませた畑を耕します。
そうです。
いよいよあいつの出番です‼
トラクター‼
この日のためにこいつは我が家にやってきたのです。
やっぱかっちょいいですよね。
これに乗ってると「農家」って感じしますよね。
今までは手押しの耕運機でちょこまかちょこまかやっていましたが
今年からはこれに乗って行います。
やっぱいいですよね。
仕上げも奇麗になってます。
やっぱ違いますね。
「農家」って感じしますよね。
去年の話ですが。
落ち葉をすべて園外に掻き出し奇麗になった畑。
奇麗にした後は栄養補給を。
大きな実をたくさんつけてお疲れの樹に来年もしっかり頑張ってもらうための作業。
大事な作業だからこそ1本1本気持ちを込めて丁寧に手作業で撒きます。
…というと聞こえはいいですが単純に機械がないので手作業でしかできないだけです。
結構な重労働なんです。
農作業って地味に辛い作業が多いですよね…。
畑全体に栄養補給を済ませたので今年もしっかり実をつけてくれることを願います。
干し柿はかなり上出来に仕上がりました‼
年末年始はお餅ではなく干し柿をたらふく食べて過ごしましたよ。
新年あけましておめでとうございます。
2021年がスタートしました。
おととしは大型台風直撃、そして去年は新型コロナ。
農業はもちろん日常生活にも大きな影響を及ぼす出来事が続きました。
そんな中でも多くの方の支えの中、梨作りを続けることが出来ています。
感謝です。
今年もまた、予期せぬ事態や出来事が起こるかもしれませんが実直に真面目に梨を作っていきたいと思います。
2021年もよろしくお願いいたします。
今年は自宅の近くにて初日の出を見ることが出来ました。
そして「お正月も美味しく食べれますよ」という謳い文句で販売していた愛宕。
ちゃんとお正月に食べれましたよ。
美味でした!
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。