秋に集めた落ち葉をひと冬過ぎたので切り返しました。
少しずつ少しずつ発酵と分解が進んできています。
間に米ぬかを入れ発酵を促します。
たかが落ち葉の集まりですがこれだけの量と水分を含んでいると
かなり重い… 手作業ですので腰とスコップを持つ手のひらが悲鳴をあげてます…。
これから春になり気温が上がってくればどんどん発酵・分解が進んでくると思います。
畑のコンテナにずっと保管?してた愛宕。
家に持ち帰り食べてみました。
冬も終わり春になり梅の花も散り始めた頃に梨を食べる。
梨農家の特権ですかね。
ちゃんと歯ごたえも甘味もあり愛宕のポテンシャルを改めて感じました。
「花見のお供に梨」なんてのも意外にありなのでは…。
去年12月から始まった果樹農家冬の一大イベント!?「剪定(せんてい)」
ついに…ついに…本日、すべて終了いたしました‼
冬に葉っぱが落ちてから春に蕾が膨らみ樹が冬眠から目覚めるまでがタイムリミット
毎年「今年は終わるのかな?」「間に合うのか…」という不安とプレッシャーを心の片隅に常に抱えながら過ごしている果樹農家さんは多いのではないでしょうか
特に今年は例年にないほどの暖冬。
締め切りが一気に早まった感じでひやひやしてました。
スタートもスタートで残暑が長引きなかなか落葉しないという感じがここ数年感じます。
温暖化の影響でこれから冬が極端に短くなると梨栽培そのものを根本から見直さなければならないのかもしれません…。
足元を見るとてんとう虫が元気良く動き回っています。
剪定が終わったので開花を迎えるまで色々と準備をして待っていたいと思います。
ふと気づくと庭の梅がポツポツと咲き始め
あっという間に満開を迎えつつあります。
こんなに早くに梅って咲いていましたっけ…??
今月の上旬にはフキノトウもポコポコ顔を出していましたし。
もう、春は来ているんですね。
冬は来てましたか??
畑の下草はこんなにも青々と
花も咲かせてます。
まだ、2月ですよ…。
剪定がまだまだ続いていますがこんなにも早くに春が来てしまうと
焦りがでてきます。
さて、年も明けて2月も中頃になり
「梨屋さんて今暇なの??」
みたいなお声を時々いただくのですが…
いやいやそんなには暇ではないですよ。
今の時期は「剪定」、いわゆる枝切りをやっています。
木の本数だけ枝を切ったり、曲げたり、縛ったりと結構頑張っているんです。
この剪定作業というのは果樹栽培農家にとっては非常に大事なそして大切な肝になる作業。
色んな考えや技術が垣間見える農家それぞれの腕の見せ所。
今年のこと来年のこと3年後、そして10年後ぐらいのことまでを考えて作業します。
樹形を形作る作業でもあり綺麗に成形されている農園はそれだけ綺麗に管理されている証拠。
自園は… まだまだ修業の身。
勉強しながらコツコツと頑張っています。
「梨屋さんは今暇なの??」
毎日畑で頑張っていますよ!!
ようやく冬らしい寒さが時折顔を出してきました。
やはり冬はこうじゃないと。
春にしっかり花を咲かす為には冬の寒さが不可欠‼︎
ただ、この寒さも長く続かずまた暖か「過ぎる」日が来るそうで…
普段この時期の畑はほとんど草は生えていないのですが
なんともまぁ青々と。
ちなみに1年前の今日はこんな大雪でした。
先月は県の果樹(梨)研究発表がありました。
日々新たな発見、技術が出てくる農業界。
アンテナを張って情報はしっかり受け取らないとです。
いつも通り、日々勉強です。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。