畑は新緑になり小さな梨の実が次々に誕生しています。

このくらいの大きさになると始まるのが「摘果」という作業。
つまり、美味しい実にになるためのオーデイションです!

一つの蕾から7~8個の花が咲きます。
そしてちゃんと受粉するとその花の下に実が出来ます。
その7~8個の中から一番優秀な子を見極めて他の実を落とします。
この段階でほとんどの実が切り捨てられてしまうのです。

なんとも過酷なオーディション。
ちなみにここで選ばれたからと言って最後まで残るとは限りません。
いわばこれは1次審査。
このあとは1本の枝からさらに優秀な子のみが残されていきます。
地面には落とされた実がたくさん。

皆様のもとに届く梨は合格率10~20%の超難関オーディションを突破した選ばれしエリートなのです。

そんな過酷なオーディションの様子をキジの夫婦が見に来てくれました。

それにしても本当にいい天気の日が続きます。

青空が気持ちいいですが梨のためには雨もしっかり降ってくれないと困っちゃいます。