気候もようやく秋から冬へと変わり始めてきました。
梨の木も葉っぱが全部落ちて冬模様になってきました。
冬のメイン作業「剪定」が始まる前に組合にて勉強会。
果樹作業は大体が1年に1回の作業の連続。
復習も兼ねて諸先輩方とあぁだこぉだと話しながらの勉強会。
毎年同じことの繰り返しですが毎年少しずつ変わってくる環境に対応するために
少しずつアップデートしていきたいと思います。
そして様々なメーカーが様々な道具を紹介してくれるプチ展示会。
今年は数社の草刈りロボがデモンストレーションをしてくれました。
いよいよ農作業が人の手を離れてロボットに行ってもらう時代に突入。
天候もそうですが農家を取り巻く環境もどんどん変化していっています。
働き方もアップデートしていかないとですね。
先日、組合の皆様と視察研修へ。
今回は農機メーカーと肥料メーカーの製造現場の見学に。
農業でもそうですが実物を目にするのは完成された商品の状態のみ。
実際にどのように作られているのかというのはなかなか見ることが出来ないので非常に良い機会でした。
恐らく…いや、絶対に購入することのないであろう農機械も見れて満足です。
ちなみに値段はお家一軒購入してもおつりが返ってくる金額でした…。
肥料の製造工場はなかなかの要塞感。
美味しい梨作りに必須の肥料。
製造過程を実際に目で見ることが出来たのでこれまた満足です。
ときには梨畑作業から離れてこういった経験を積むのも良いものです。
ようやく葉っぱが落ちてきましたので落ち葉集めを開始。
葉っぱには病気の元になる菌がいる可能性があるので
落ちた葉っぱは園外に持ち出して焼却処分。
一部は堆肥作りのために山積みに。
消毒などの薬による防除も大事ですが
こういった物理的な防除も非常に大事な作業。
いつものことですが大事な作業ほど地味で大変。
寒くならない秋の影響で落葉が遅くなかなか作業が進まず歯がゆい思いをしていましたが
これからその遅れを取り戻せるよう頑張ります。
畑を囲む垣根の整備作業も同時進行。
分身の術でも使って一気に全部終わらせたら最高なのですが…。
一つ一つ着実に片付けていきたいと思います。
お陰様で渋柿が完売いたしました。
お越しいただいたのにお売りできなかったお客様、本当に申し訳ございませんでした。
予想より多くのお客様からお問い合わせがあり販売開始からあっという間の完売でした。
今週から急に寒くなり始めたので渋柿作りには最適な気候に。
美味しい渋柿が出来ることを願っています。
寒くなってきたと言えば
ようやく梨畑も紅葉と落葉に突入。
11月に入っても青々としていた葉っぱがようやくです。
落葉が進まないとなかなか次の作業に入れないのでうずうずしてましたが
これでようやく段取りが組めそうです。
夏の酷暑もさることながら暖冬もなかなかの大問題。
人生も天候も「平年並み」が一番です。
毎年10月を過ぎると多数お問い合わせをいただく「渋柿」
今年も収穫を行いました。
猛暑の影響でどのくらい収穫できるか不安でしたが
そこまで少ない収量ということもなくそれなりに収穫が出来ました。
そこで今年も渋柿の販売を行いたいと思います。
例年通り一袋20個程度(1つ約150g超)で販売いたしますので
ご要望の方は当園直売所までお越しいただければと思います。
現在、シーズンオフということもあり
毎日いつでも畑にいるという状態ではありません。
畑以外の場所で作業をしていたり、園内にはいるものの離れた場所で機械等を使用していて気付かなかったりしますので
お越しの際は事前連絡をしていただけるとスムーズにご購入いただけると思います。
売り切れ次第、事前通告なく販売は終了いたしますのでご了承ください。
ようやく秋らしい冷たい風が時折吹いてくる日が出てきました。
今までのような暖かい日が続くと干していてもカビが生えてしまう恐れがありましたが
これから気温が下がってくるといい感じに干せるかと思います。
冬に向けて干し柿作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。