一面、雪景色でまさに冬‼となっていましたが
雪解けとともに春の暖かさが。
今年初のテントウムシも発見。
梨の蕾も冬から春への準備を始めている頃です。
11月に落花生畑に蒔いたライ麦の種。
冬の寒さや雪に耐え少しずつ少しずつ芽を伸ばしてくれています。
緑のじゅうたんみたいな感じですかね。
これから暖かくなってぐんぐん伸びてくれればいいのですが。
それにしても本当にググっと暖かくなりました。
今年も開花が早そうなので
早く剪定を終わらせねば…。
今回の雪はなんだか湿っぽい。
水っぽいというのか朝になるとガリガリに凍ってなかなか解けません。
そして水分量が多い分、重さがありそこら中で枝が折れていたり竹が折れていたり…。
梨畑の周りの垣根も雪の重みに耐えれなくなりポキっと折れてしまってます。
雪って色々なところで余分な仕事を作り出してくれますよね。
子供のころは雪が降ると楽しいことしかなかったのに…。
足元が真っ白な中での選定作業。
陽射しが出ると反射で眩しいし
足元から冷えてきますし
靴はドロドロになるし
あまり良いことはないです。
「ところで梨屋さん。梨のシーズン終わって寒い冬の今、何してんの?」
そんな声が所々で聞こえてきているようないないような。
冬の間、梨園ではのこぎりとハサミを携えて
毎日毎日梨の樹と向かい合ってます。
剪定(せんてい)という枝を切って切って切りまくる作業です。
のこぎりギコギコ
枝を紐で縛ったり
約3~4ヵ月間この作業をしているわけです。
年間の1/3~1/4はこの作業をしているわけです。
梨農家の仕事は剪定です。
といっても過言では…いや、それは過言ですかね。
ただ、梨屋にとってとっても大事な作業であることには変わらないです。
寒い冬の間にとっても大切な作業をしているわけです。
数年に一度の大雪から一夜明けると…。
太陽の光がキラキラと反射する銀世界に。
畑も普段とは違う真っ白な世界に。
真っ白な雪で埋め尽くされていると
色んな足跡が…。
知らず知らずにいろんなお客がやってきているようです。
雪解けを待って畑仕事再開です。
冬作業に入り農機械を使うことも少なくなってくるので
年に一度の総点検。
機械ってのは人力では到底出来ないスピードとパワーで仕事をこなしてくれます。
機械なしの農業は考えられないぐらい頼りっぱなしです。
ただ一度動きが止まると物凄い時間とお金の消費が…
そうならないために定期的なメンテナンスは大事です。
耕した畑が毎朝カチカチに凍るようになりました。
本格的な冬に突入ですね。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。