いよいよ梅雨明け‼…するんですかね…
こんだけ日照がない中でも少しずつ梨達は頑張ってくれています。
今年から収穫を始める当農園の新品種「夏しずく」
早生品種(早く採る品種)なのでもう少しで収穫。
どんな味がするのか楽しみです。
そんな中、誰よりも早く味見をしちゃうやつがいます。
いつの間にか知らぬうちにこっそり侵入してこっそりと食べてしまうやつです。
この侵入者は空からやって来ます。
畑全体をネットで覆っているのですが入り口付近の僅かな隙間から出入りしてるみたいで
この隙間を埋めてやります!!
この時期になると招かざる客対策にも気をつかいますね。
「週末には梅雨明け」「来週には梅雨明け」…。
そんな話をテレビの天気予報で耳にしますが
一向に雨は止みません。
太陽を全く見ていません。
梅雨はどこに行った、雨が欲しい…
なんてことを去年、一昨年はよく口にしていましたが
今は「雨はもういいよ」です。
本当に天候だけはコントロールできません。
十分すぎる水を吸い上げた実はこんな感じで爆発しています。
今年はこんな感じの裂果が多数出ています。
悩ましき事態。
実は順調に成長してはいますがいかんせん陽射しが…
太陽のエネルギーをそろそろ頂かないとです。
雨が延々と続いています。
雨もさることながら毎日のように強風が吹いています。
この強風により枝が折れたり、実が落ちたりと。
今年の6,7月の日照時間は過去10年で下から3~4番目。
雨の多さ、強風による落果や傷、そして日照不足…。
シーズン開幕前に生育に不安が募る日々です。
そして不安といえば今年はコロナウイルスによる感染症。
直売所での対面販売が主になるので
来店してくださるお客様への安全、そして従業員の安全。
すべてが完璧に完全に対策!とまではいかないかと思いますが出来る限りの対策はしていくつもりです。
直売所がオープンするまでの間に収穫準備と別にコロナ対策の準備もしっかりしていこうと思います。
今年も畑の主が顔を出してくれました。
先日、県内の梨産地に視察に行ってきました。
同じ県内、同じ作物を作っているのですが
それぞれの環境、人によって個性や違いが出るのがおもしろいです。
また、同じ県内ということもあり共通の課題や問題も抱えています。
近年の異常気象、そして流行の感染症。
そこに対する解決方法なども話をすることも出来、非常に有意義な時間を過ごせました。
情報共有・交換は非常に大事な資産です。
天候が悪い中、迎え入れてくれた園主さんに感謝です。
梅雨ど真ん中。
雨、雨、雨の日々。
なかなか作業が出来ず進捗状況が芳しくありませんが今は梅雨。
ちゃんと雨が降ってくれることに感謝です。
ただ、梅雨のシトシト雨ではなくゲリラ豪雨のような猛烈な雨だけは勘弁です。
身の危険すら感じるほどです。
貴重な晴れ間をぬって作業を進めて行きたいと思います。
先日、地域限定の新聞冊子ですが当農園主のインタビュー記事が載りました。
見開き1ページに大きく取り上げていただきありがとうございます。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。