ようやく梅雨っぽい感じになってきましたかね。

毎年恒例の雨降る降る詐欺にならないか心配でしたがひとまずホッとしました。
畑では袋がけ作業を終えたところです。

晩成(遅くに収穫する)の梨には肌を虫や日差し、風から守るために一つ一つに袋を掛けます。

裸のままだとこんな感じに虫がむしゃむしゃ。

風に揺らされて傷がついてしまうことも。
去年は災害級の猛暑ということもあり強烈な日差しによって1/3近くダメになってしまいました…
今年はどうなるのか。
今はしっかり雨が降り、実が大きくなってくれることを願うばかりです。

雨の後に強風が吹き続いています。
袋がけをした梨が無残な姿に…
これから収穫までの間に様々な困難があります
幾つもの試練を乗り切って無事収穫まで持ちこたえてもらいたいものです。
先日は追肥を行いました。
元気な葉っぱを育てる為に油粕を撒きます。
すくすくと成長していってもらいたいですね。
今の時期らしく紫陽花が綺麗に咲いています。
関東の梅雨入りが発表されました。
ここ2年、「梅雨」というものが名前だけのものでまったく雨の降らない空梅雨の年が続きました。
今年はちゃんと梅雨らしい梅雨になるのでしょうか…。
長雨は作業の遅れや病気の蔓延に繋がるので良いことはないのですが やはり季節に合った天候ということが植物には大事で
夏は暑く、冬は寒く、梅雨は雨。
これが大事です。
ということで畑には久しぶりの恵みの雨が降ってくれました。
心なしか葉っぱもピンと元気良くなり実も膨らんできたような気がします。
4月から伸びっぱなしだった下草も綺麗に刈りました。
綺麗に刈ったあとの園内作業は気持ちいいです!!
ブルーベリーもこんなに色付きました。
一通り畑をぐるっと回りたくさんの実の中から一つに絞る作業「摘果」を終えました。
これから2周目に入りさらにその中から選りすぐりのものを選びます。
各市町村大会を勝ち上がってきたので次は都道府県大会といったところでしょうか。
さらにこれから3周、4周と回り最後の最後まで勝ち残ったスーパーエリートが皆様のもとに送り出されるわけです。
先日は定期的に行われる講習会がありました。
他の梨農家さんの生育状況を確認し情報交換をし今の時期に行うべき管理方法を復習もかねてアップデート。
年に1回しか収穫が出来ないのでなかなか経験値を積むのが難しいのが果樹栽培。
他の方のお話や研究の情報を入れることで経験値を補う技術や知識を取得することが大事です。
日々勉強。
ありきたりな言葉ですが日々痛感しています。
雨乞いのお陰?!で火曜日にガッツリと雨が降ってくれました‼
雨だけでなく強風も吹き荒れる という予報だったので前日に対策を。
今の時期、新梢(新しく伸びだした枝)が上に伸びてきている大事なところ
強風で根元からポキっと折れてしまうと… 僕の心もポキっと折れてしまいます…。
ですのでしっかりと竹で枝を支え、棚にもつけて あとは祈るのみ。
当日は強風はほとんどなくしっかりとした雨だけが一日降り続くという最高の天候。
本当によかったです。
が、しかし…
その日以降、気温はぐんぐん上がり30℃を超える猛暑日が。
なんちゅう暑さですか…
無理です… この暑さの中の作業は無理です…
心が完全に折れています…
そして、あのまとまった雨のお陰で潤った畑の面影はもう一切なくなり
完全に砂漠化しています。
本当に毎年毎年、日本の天候はぐっちゃぐちゃですね…。
千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。