「農作業」カテゴリーアーカイブ

日々の農作業を綴る日記です

ささやかながらのアピールを

先週のDIYの続きをせっせと

こういったものは やり始めたら一気にやらないと

終わらないものなんですよね…。

そして、完成!

畑の前に掲示板!

うちの畑は大通りから一本中に入った小道沿いにあります。

そして畑は垣根に覆われているので外からはなかなか見えません。

ご近所の皆さんが散歩コースとして畑の前をよく通るのですが

シーズンオフの時はみすみす素通り…。

お客様からもよく「もう30年以上ここを散歩してるけど梨畑なんかがあるの知らなかった」的なことを言われます。

…60年前からあるのに……。

悔しい…。

少しでもご近所の皆様に「ここに梨畑があるんだよ!」と認知してもらえるように

ささやかながらのアピールを。

「あっ、こんなんあるんだ」

そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。


梨農家の腕の見せ所

2月も半ばを迎えてそろそろ春の訪れを感じさせるものが

庭の梅も準備をはじめているようです。

昨年末から梨畑では「剪定作業」が続いています

毎年シーズン終了後の冬の間に行う大仕事です。

春に花が咲く前に終えなければならないので

着々とリミットが迫ってくる感じとの戦いです。

剪定作業とは大まかにいうと

「春から夏の間に成長した枝の整理」です。

これによって今年、来年、数年後、数十年後の木の形、実の成り具合、成長が決まっていきます。

梨農家、果樹農家の腕の見せ所と言えますね。

「どの枝を切り落とすのか」「来年使う枝の準備を」「ここに枝を配置しよう」などなど

色々と頭を働かせて たくさん手を動かして

黙々と作業に没頭します。

着々とリミットが迫ってます…

…果たして間に合うのか  …。


若き日の教育と環境。

節分を迎えて暦の上では春に。

春かぁ〜

まだまだ寒いですが…

選定作業が相変わらず毎日続いていますが

2年目、3年目の若い樹の手入れも大事な作業。

若い時の管理が10年20年先を左右する と言われるぐらい大事な作業。

ここで手を抜くと 後々しっぺ返しを喰らうわけです。

人間も果樹も若い時の管理が将来を左右するのかもしれませんね

庭先にはふきのとうが。

やっぱり春なんですね〜


研究発表と視察

雪の後も寒い日が続いていますね。

なかなか雪も溶けません…。

毎朝、屋根からつららが姿を見せます。

先週は県の果樹(梨)研究の発表会と県内の先進梨農家さんの視察に行ってきました。

日々研究が進み 栽培方法、管理方法などどんどん最新のものが発表されていきます。

「知らない」というのは大きなリスクになります。

技術の向上も大事ですが 知識の蓄えも大事です!

そして、新しい技術を積極的に取り入れている先進梨農家さんの圃場を視察

こういったことをされている梨農家さんは知識と技術・経験はもちろん、それにプラスして思い切りの良さと向上心があるように思います。

一日二日でなんとかなるものではないですが こういった部分をしっかり持ち 自分の圃場に還元できれば!という気持ちになりました。


樹の粉との格闘

只今、どこの梨園も剪定作業真っ只中。

といった感じだと思います。

例外なく私達の畑でも剪定作業真っ只中。

ですが今年、私は剪定ではなく「粗皮削り」という作業を大々的に行っています。

読んで字の如く 樹の皮を削っているのです。

表面の粗皮と呼ばれる皮や苔などと樹の間には越冬しようと企んでいる虫や虫の卵、カビなどがいます。

これらを白昼のもとに晒し寒い冬の風に当て 越冬などさせませんよ!

削る前と

削った後

ただ、この作業、樹の粉が目や口、髪の毛、服の間から身体中に入ってきます。

完全防御で挑んでも 必ずどこからか入り込んできます。

ストレスが溜まります。

どんなに畑で叩いても 必ず部屋にまで入り込んできます。

ストレスが溜まります。

そんなストレスをほんの少しだけ ほんのほんの少しだけ癒してくれる夕日。

明日からまた頑張ります。