手塩をかけて

先日ライ麦をすき込んだ畑に

一年かけて分解された梨の落ち葉堆肥を投入。

少しずつ落花生の準備が整ってきました。

梨畑では苗木の管理を。

今はぐんぐんと新梢(新しい枝)が成長しているとき

最近は強風が多くせっかく伸びた枝が

ポキっと折れてしまうことが…。

そうならないためにも添え竹をして防御。

風の揺れもなくなりさらなる伸長にも期待です。

10年後に立派な成木になってもらうために

手はかかりますが大切に育てます。

今の時期はやることが多くてスケジュールがタイトになってますが

長雨の影響で遅れが…。

つくづく農業は天候次第なんだと思ってます。


植物の力

梨の実は側枝と呼ばれる樹の幹から出てる枝に成らせます。

幹から等間隔で側枝が出ていると奇麗に成形された木になりますし

良い実が効率よく出来ます。

でも、木も生き物ですからそんな農業者にとって都合良くはなかなかなりません。

「枝が欲しい…ここに枝が欲しい…‼」

ひたすら神に祈ってもなかなか出てくることはありません。

そんな時に先人たちが生み出した技術が「接ぎ木」

芽を幹に埋め込み植物の活着する力を利用して枝を出すというなんともミラクルな技。

植物の力も先人たちの技術も本当に頭が下がる思いです。

毎年、諸先輩方と共に復習をして自園にて実践。

3月頃にコツコツと至る所に接ぎ木。

成功したか失敗したかが分かるのがちょうど今頃。

成功した場所はぐんぐんと新梢が育っています。

素晴らしいです。

もちろん失敗した場所もありますが…。

果樹栽培ならではの技術と植物の力を感じる瞬間です。


ちらっとこっそりと。

ここ最近はなんだか天候が安定しません。

強烈な陽射しがあると思ったら

大雨になったり

強風が一晩中吹きやまなかったり…。

不安定な春といった感じでしょうか。

5月になると暑い日が続いたりするのでしょうか。

そうなると外作業では今年も空調服の出番でしょうか。

そんな空調服を展開している「ワークマンのカタログ」

ちらっとこっそりと見覚えのある男が…。

うふふ…。

梨畑には梨の赤ちゃんが続々と誕生しています。


草原を刈り込み

去年から栽培を始め好評だった落花生。

今年も落花生を作るために畑に蒔いたライ麦。

すくすくと育ち緑のじゅうたんのような草原に。

穂が出て種がこぼれ落ちる前に刈り込みます。

穂が出る前の元気いっぱいの栄養満点の状態で刈りこんであげます。

絨毯がカーペットのようになりました。

刈り込んだライ麦を今度はトラクターで土にすき込んであげます。

こうすることで土にたくさんの栄養を与えてあげて

美味しい落花生が今年も出来る…はず…。

この後、頃合いを見計らって落ち葉堆肥を投入します。

それにしても農作業って

何をするにも機械の力ですね。

機械は偉大なり。


授粉。交配。

梨の花が満開を迎え畑が真っ白に。

梨は同じ品種同士では受粉しないので実が成らないのです。

当園は一つの畑に色んな種類の梨が植わっているので

春風や蜂蜜たちが飛び回ることで異種の花粉が混じって受粉が出来ます。

一部受粉がうまくいかなそうな場所には人の手で行います。

枝が出てくれること、花芽が出来ること、花が咲くこと、受粉して実が成ること。

美味しい梨を収穫する前に何段階もの条件をクリアしなくてはなりません。

一つ一つ乗り越えて行きたいと思います。

花の時期は一瞬。

ここから蜜蜂に負けずに僕達もどんどん働いて行きますよ。


千葉県佐倉市で60年続く梨園です。全国に採れたて新鮮な梨をお届けいたします。