「農作業」カテゴリーアーカイブ

日々の農作業を綴る日記です

早期発見が大事

5月も後半になり畑作業は実を一つに絞る「摘果」という作業から

新たに伸びてきた新梢を整理する「摘芯」を含む「新梢管理」という作業を行っています。

伸びてほしいところの枝、ここにはいらないよという枝を誘引したり切除したり

新梢の伸び具合で「この樹は元気なのかな?」とかも分ったりします。

冬の剪定作業や来年の樹の形を左右する地味だけど非常に大事な作業になります。

実や枝や葉っぱを一つ一つよく見るので、小さな変化にも気づきやすくなります(気づくようにしないといけません…)

この黒いススのようなものが付着した実。

放っておくとどんどん広がっていき樹全体、もしくは園全体が全滅してしまう怖い菌です。

発症前に抑えることが大事ですが発症後でも早期発見することで最小限の被害に食い止めることが出来ます。

これから梅雨の時期に入り雨が多くなりジメジメした日が増えます。

病気や害虫での被害を最小限に食い止めるため細やかな観察が大事になってきます。

畑に新しい家が知らず知らずのうちに建てられていたみたいです。

どうやら3羽の子供と2羽の親が住んでいるみたいです。

悪さをしない限り見守っていきたいと思います。


たった一日で…

30℃近い気温で夏を前に日焼けをしてしまってます。

太陽の光をさんさんと浴びて葉っぱもしっかり大きくなり、新梢もぐんぐん伸びています。

作業姿も完全に夏仕様に

が、

そんな暑さが一転

冷たい雨とともに冬のような寒さが…。

作業着も完全冬仕様に

たった一日でこんな衣替えをするとは…

春先に何か所かに行った接木

こんな風に新梢が伸びてくれました。

もちろん、枯れてしまった失敗したものもあります…。

まだまだ技術レベルが低いです…。 日々勉強です。


防風ネットで畑を覆う

畑では摘果作業が続いています。

地面には切り落とされた梨の赤ちゃんが散乱しています

季節の変わり目ということもあり1日の中でも寒かったり暑かったりと気温差の激しい日が続きます

こういう時期に起こるのが「雹(ひょう)」

小さな実をつけている状態で雹が降ると実を傷つけすべてが台無しに

また、来年実をつける花芽も傷つけてしまうので被害は今年だけではなく来年にも

梨農家のみならず農家さんにとっては非常に怖い天災です。

また、時折起こる嵐のような雨風。

こういった天災から畑を守るためのネットを畑全体に覆います。

このネットがかかるといよいよシーズンが近づいてきたなぁという気持ちになります

庭の畑にはイチゴや絹さやが食べごろに

これから夏にかけて色々なものが収穫できるようになります

ブルーベリーも実をつけ始めました!


恵みの水

畑の景色は若葉がどんどん広がっていき緑一色になってきています。

梨の赤ちゃんが出来てきたら「摘果」と呼ばれる作業に

一つの蕾からいくつかの実が成るので それを一つの実に絞る作業です。

栄養が分散しないように 一つの美味しい実を作るための大事な作業。

実の形や大きさもこの時の選択で決まることもあるので やっぱり非常に大事な作業なんです。

黙々とやっていきます!

それにしても雨が少なく乾燥がすごいです…。

苗木の葉っぱも少し元気なさげなので冠水を。

苗木は敏感なので 毎日チェックします。

そして、昨日 ようやくまとまった雨が降りました。

これからまた、暑い日が続くみたいなので 貴重な恵みの雨でした!

ときに雨に喜んだり ときに雨に泣いたり

雨に一喜一憂しています。

じゃが芋も順調に育ってます!


これからの為にエネルギー補給。

梨の花もすっかり散り ミツバチ君も役目を終えて畑をあとにしました。

花の下には梨の赤ちゃん達が。

花をたくさん咲かした樹は少しお疲れ模様。

これから実を大きく、枝をいっぱい伸ばすために エネルギー補給を

そして、去年ご近所からいただいた籾殻も樹本に

これからは実を付けた樹を相手にします。

今まで以上に大事に作業をしていきたいと思います。

庭の畑ではイチゴが花を咲かせました。

しっかり受粉できてれば5月頃には美味しいイチゴが食べられるかなぁ〜